2022年5月8日の下野新聞に、わたらせリコーダーアンサンブルの記事が掲載されました。
子どもたちのがんばりが紹介されるのは、嬉しいことだと思います。
一方、現在メンバーが6人しかおらず、そのうち3人が高校2年生なので、今年1年でメンバーが増えないと、大幅に活動を縮小しなければなりません。
そこで、足利市だけでおこなっていた募集活動を、周辺の市にも広げようと思います。
佐野市では、足利市とは別の練習場所を確保して活動したいと思っています。足利市のメンバーとは定期的に合同練習をしたり、演奏の発表を一緒にしたいと思っています。

現在コンテストで活躍しているメンバーも、初心者からのスタートでした。
呼吸の仕方、タイミングの合わせかた、
美しいハーモニーの作り方、リズムの取り方、
楽譜の読み方…
それぞれのペースで、ゆっくりと、楽しみながらリコーダーに取り組んできました。
発表会直前、緊張から顔面蒼白になって倒れそうになっていた子は、今では演奏後にニコニコと「楽しかった〜♪」と言えるようになりました。
楽譜通りに演奏しようとするあまり、メロディが歌えなかった子は、今回ソプラノリコーダーを担当し、自分達のイメージが伝わるような歌いかたを、審査員の先生方に認められていました。
なかなか音が大きく出せず、息も長く続かなかった子が、練習を重ねてしっかりとした音で自分のパートを堂々と演奏できるようになりました。
毎回、学校の部活動と掛け持ちしながら隙間時間に練習をし、コンテストまでに自分のパートをきっちりと仕上げてくる子もいます。
みんなみんな、初心者でした。自分のペースで楽しんで続けられたことが、今の姿につながっています。



コンテストをきっかけに、たくさんの方に知られるようになってきましたが、コンテストも発表会も、強制的な参加はさせません。リコーダーのアンサンブルは、みんなで練習を一緒にするだけでも楽しい活動です。練習だけで満足して、「ステージには出ません」でも一向に構いません。それぞれが活動とどう向き合うかを相談しながら考え、決めてもらっています。
私は、プログラミング教室の代表であり、リコーダーの指導者です。しかし、プログラミングやリコーダーの上達を目的にはしていません。プログラミングも動画編集もリコーダーも、手段に過ぎません。
私は、私の得意なことを通して、人に助けを求める方法、人との協力の仕方、人との付き合いかた、相手の意見も尊重しつつ自分の意見も大切にする大切さを学んでほしいと願っています。
リコーダーは下手なままでいいんです。死にゃしません。
例えば。下手でもいいけど、練習に参加している時間は、今よりも1ミリでもいいから上手くなろうとする姿勢を見せてほしい。その姿勢が、他メンバーに良い影響を与えるから。「私の存在が、仲間の力になっている」ことを感じてほしいんです。
例えば。上手だけど自信なさそうに下を向いて演奏するより、下手でも音を出すのが楽しくて、いつもニコニコ吹いているほうを大切にしたい。より多くの仲間を得られるのは後者だと思うから。
お問い合わせをお待ちしています。一人でもやりたい方がいれば、佐野市でもスタートしたいと思っています。
練習については、こちらのページをご覧ください。
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