お子さんにしてほしいことを話したのに、話がうまく通らないということ、ありますよね?
これ、「一時一事の原則」を心がけると、うまくいく場合があります。
親野智可等「一時一事の原則」(Twitter)
例えば、
「学校から帰ったら、手を洗って、おたより出して、宿題してから遊んでね。」
と言われて、
「うん!わかった!」と応えた子が、ランドセルを置いてすぐ遊びに出かけてしまう。
一度に2つも3つも指示をすると、はじめの方に言われたこと忘れてしまいます。
で、最後の「遊んでね」だけを忠実に実行するという♪
これを回避するには、一つずつ指示をすることです。
「おかえりなさい。手を洗おうか。」
「学校からのおたより、ちょうだい。」
「宿題しようね。」
一つずつ指示します。

『いやいや、そんなヒマないです!』という保護者の声が聞こえてきます♪
うん、分かります。忙しい時は、言ったきり消えてしまう「声」だけでなく、メモなどの「残る形」にして、何度でも見返せるようにしておけば、複数の指示にも対応できる確率が上がります。
一つの指示でも上手くできない場合、「聞いたそばから忘れてる」場合があります。
「えっ、今言ったよね?!」
ってなる時があります。
それも子どもの特性です。親に何か話しかけられたら、とりあえず「わかった!」っていうやつ。
それを防ぐには、指示したことを子どもに言わせることが効果的です。
親:「学校からのおたより、出してね」
子:「うん、わかった!」
親:「今何するか、言ってみて♡」
子:「えーっと、…なんだっけ?」
親:「オイ…」
みたいなやりとりも繰り広げながら繰り返していくうちに、段々と指示が頭に入っていくようになります。
一時一事の原則で指示が受け取れるようになったら、段階的に指示する内容を増やしていきましょう。
大人になったら、一度にいくつものタスクを抱えることは日常的に起きます。周囲の人がいつも一つずつ指示を出してくれるとは限らないからです。
あくまで、一時一事の原則で指示を受け取れるようになってから、ですよ。人には個人差があります。兄弟や友達と比較せずに、その子の様子をみて判断してあげましょう。
と、ここまでエラソーに書いておいてなんですが、私は、人の話を聞くのが苦手です♪
まだ46歳の子ちゃまなので、何かしてほしいことがあるときは、一つずつ指示してくださるとありがたいです♪
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