中学1年生の息子と話してて考えたこと。
「得意」と言っても、いろいろあるよね、ということ。
漫画家の鳥山明(ドラゴンボールの作者)は少年時代、自分の好きなもの、ほしいものをひたすら絵に描き続けていたら、絵が得意になった、というお話を聞いたことがあります。描くことが大好きで大好きで、何度も何度も繰り返しているうちに、素敵な絵が描ける漫画家になったんだそうです。
運動や学習を熱心に指導する、とある幼稚園を卒園したその子の話。その子は、幼稚園の頃から体操の指導を受けていて、現在体操が得意なんだそうですが、「幼稚園には戻りたくない」と言っていたそう。指導が厳しかったんでしょうか。
その子は幸い体操が得意になったからよかったですが、もしそこで苦手意識をもってしまったら、小学校で改めて挑戦する際にその苦手意識が高いハードルになるだろうな、と思いました。

ここからは、私見です。
「得意」と言っても、誰とも比べない(絶対評価の)「得意」と、誰かと比較した(相対評価の)「得意」があるな、と考えました。
「比較しない得意」は、他者と比べないので、自分の成長だけにフォーカスできるので、自己肯定感が高まるな、と思います。また、他者の成長を素直に認めてあげられるだろうな、とも思います。
一方、「比較する得意」は、どんなに実力が高かろうと、自分が他者の上にいるときしか「得意だ」と思えません。そして、上には上がいるので、いずれ「得意だ」と思えなく瞬間がやってきます。自分は「得意じゃない」と感じてしまえば、自信を失うかもしれません。継続をやめてしまうかもしれません。
「誰がなんと言おうと、私は〇〇が得意だ!」と言えるようになるには、子どもが夢中になってしていることを、周囲の大人が認めることだと思います。その時、「▲▲ちゃんはもっとできてる/あなたの方が上手」など、他のお友だちと比較するような言葉がけはしないほうがいいと思います。
子ども一人ひとりの良さを見つけて、それが伸びるような環境を整えていきたいな、というのが今日の私の結論です♪

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